銀行口座の開設(屋号付)

事業の入出金で利用する銀行口座は、事業を始める前から利用していた個人名義の銀行口座でも構いません。

しかし、個人でのお金の出入りと事業でのお金の出入りを1つの口座で管理すると、確定申告の際に余計な経理業務が発生しますので、新しく個人事業用の銀行口座を開設するとよいでしょう。

また、個人事業主の場合、事業で使っている屋号名で口座を持つことも可能なのです。

顧客の立場からすれば、個人名義の口座と取引をするよりも屋号の入った口座と取引をする方が安心感・信頼感を覚えますので、屋号での口座も1つは持っておきましょう。


屋号付き口座を開設できる銀行

個人事業で使っている屋号名で口座を開設できる銀行の中で代表的なものは楽天銀行(旧イーバンク銀行)です。

他にも、いくつかの銀行では個屋号入りの口座開設が可能ですが、

・ATMを利用する時の入出金手数料が1ヶ月で最大7回まで無料

・楽天銀行間での振込手数料が最大1ヶ月で10回まで無料

・振込手数料に楽天スーパーポイントを使うことができる

など、他の銀行と比べてもメリットが数多くあります。

特に、インターネットを使った事業を展開していく予定があるのであれば、楽天銀行の口座は開設しておくことをおすすめします。(同時に楽天カードも発行しておくと良いでしょう。)

楽天銀行で屋号付きの口座開設をするためには、事業を行っていることを証明できる書類(個人事業の開廃業等届出書のコピー or 個人事業開始申告書(事業開始等申告書)のコピー or 商業登記簿謄本の原本)が必要になります。

※20歳未満の方は、上記の書類があっても無理なようです。

ちなみに、2005年の銀行法改正により現在は屋号のみで銀行口座を開設することは原則としてできないことになっており、個人事業主が口座を開設する場合は「屋号名 + 個人名」という形になってしまいます。

屋号名のみで口座開設をしたい方は法務局で屋号の商号登記をする必要があります。